みなさん、こんにちは。ざきまです。
今回は 【 “決める”と “決断” の違い 9割の人は決断できていない】といったテーマをお話しします。
同じ意味に感じますが、似て非なる全く違う言葉です。
この記事を読み、決めることをやめて決断できる勇気を持てれば、
あなたの人生は必ず肩の荷が降りて自分らしさを得ることができます。
【決断】の意味と【決める】との違い
結論、決断とは『決めて断ち切ること』です。
みなさん何か目標を持って、明日から頑張ろうと決めたけど誘惑や自分の弱さから諦めてしまった経験はありませんか?
これは決断できていないことが1つの要因です。
目標に向かって頑張るという厳しさを得るには、甘えという弱さを断ち切る勇気が必要になります。
もっと簡単な例を挙げると、みなさんがファミレスで食事をする際にメニューAとメニューBを選ぶ感覚です。
どちらかを食べると決めて一方を食べないと断ち切るという点で、一種の決断と言えるでしょう。
これは、満腹という限界を自分自身が認識しているからできる決断です。
人は目には見えない直接限界を感じにくい場面では、突然決断できなくなる傾向にあります。
何より恐ろしいのは自らの限界に気付かず、心を苦しめている事実です。
人間関係を例に詳しく解説します。
いい人をやめれば仲間ができる
人間関係に悩む人は多くいますが私の中でその1番の原因は、『すべての人と仲良くしようという固定観念』であると思っています。
とはいえ、意地悪や嫌いになれという極論を話しているわけではありません。
地球上にいる70億人全員とわかり合うことはできないといった解釈です。
いい人と聞くと、誰にでも優しく振舞える人だと感じますが、それはいい人ではなく無理をしている人です。
仮にすべての人に優しく振舞えたとしても、自分の心はどうでしょう。
誰にでも優しく接することができている人は、自分の心に優しくなれているでしょうか。
おそらく、自分の心に嘘をついて生きてしまっているはずです。
自分の心を押しつぶしてまでいい人でいる必要はありません。
地球上には約70億人もの人がいます。
例え、2~3人に嫌われてもあなたのことを受け入れてくれる人は必ず現れます。
無理して合わせる必要はないし、気遣いすぎる必要もありません。
分かり合えない人と分かり合おうとせず、勇気を持ってその人との関係性を断ち切り、自分に素直でいればそこに共感して受け入れてくれる人が必ず現れます。
自分と似た価値観や考え方、自分が素でいれる人の存在が本当の友だちであり、仲間だと私は思います。
決めたなら断ち切れ
人生ですべてを得ることはできません。何か叶えたいものがあるなら何かを犠牲にする勇気が必要です。
時には、これまで自分が信じ続けてきたものを断ち切らなくてはいけない場面もやってきます。
人生は何もかも思うようにいくわけではありません。
むしろ上手くいかないことの方が多く悩む時間の方が多いかもしれません。
今頑張っていること、挑戦していること。
学校や職場の人間関係。
人生、生きていれば必ず行き詰まりを感じる時はやっていきます。
人生に行き詰まりを感じると、
もう自分はダメなんじゃないか。 上手くいかないんじゃないか。
何事もうまくいかない自分を責めれば責めるほど、人生はこうでなきゃいけないという自分が作り出した固定観念に縛り付けられてしまいます。
私自身も自分の心の中に人生は ”こうでなきゃいけない” ”こうあるべきだ”
という固定観念を強く握りしめていました。
その思いが強ければ強いほど、断ち切るのは怖いです。
だからこそ、人生において上手くいかない時こそ、決断が必要になります。
何か目標に向かって、自分の甘えを断ち切り、努力すると決める勇気は確かに大事な決断。
しかし、私が最も伝えたいメッセージはその『 目標を達成しなきゃいけないという固定観念 』を断ち切ること。
【決めたなら断ち切る】
『叶えたい夢』と『こうあるべき』は全くの別物です。
夢に向かって走り出すと決めたと同時に、夢を叶えなきゃいけないという固定観念を断ち切る勇気を持てば
人生の行き詰まりが消え、夢を叶える以外の大切なモノに気づきそれを得るきっかけになると思います。
断ち切った時すぐにはわからないかもしれない。
それでも必ず肩の荷が降りる瞬間がやってくると思います。
ぜひ決めることをやめ、決断する勇気を持ってみて下さい。